「みんなに」と言った瞬間、誰にも届かない|誰にでも当てはまる求人票に、応募が来ない理由

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お仕事お疲れ様です!いつもお読みいただきましてありがとうございます。嘉麻市のホームページ制作会社『ネクストワンどっとコム』の原です。
まだ日中は30度を超えますね。夜だけ秋、という変な時期です。筑豊経済新聞に直方の「こども店長マルシェ」の記事が出ていました。直方の古町商店街で、子どもが店長になるマルシェがあったそうです。
風鈴トンネルと縁日もあったとか。直方の商店街は、僕が子どものころに比べるとずいぶん静かになりましたが、こういう日にはちゃんと人が出るんですね。子どもが店番をしていると、大人がつい財布を出す。あれは強いと思います。
それでは、本文をどうぞ。
このブログについて
このブログは、ネクストワンどっとコムのサービスのひとつ、SEO記事構築のサンプルサイトです。記事はぜんぶ、本体のホームページのサービスへつながるように組んであります。いかにもAIが書いたという文章にはせず、その会社ごとに合わせて作ります。くわしくはこちらをどうぞ。
【みんなに伝えたメッセージは、誰にも届かない】
アメリカのマーケター、ダン・ケネディがくり返し説いてきた考え方を、ひと言にまとめたものです。本の一文をそのまま訳した言葉ではありません。
ケネディの教えを、もう少しそのまま言うと「全員が見込み客なら、誰も見込み客ではない。」見込み客(買ってくれそうなお客さん)を全員にした時点で、誰のことも考えていないのと同じ、という意味です。
で、いまの現場の話を先に。
帝国データバンクが2026年7月8日に出した集計では、2026年上半期の人手不足倒産が227件。前の年の同じ時期の202件から12.4%増えて、上半期としては過去最多になりました。
中身を見ると、いちばん多いのが建設業で65件。次がサービス業の59件、運輸・通信業の38件と続きます。そして従業員10人未満の会社が176件。全体の約77.5%です。
人が採れずに潰れているのは、大きい会社ではなく、社長が現場に出ている小さい会社のほう、ということ。求人票をどう書くかは、もう片手間の話ではなくなっています。
出どころ:帝国データバンク「倒産集計 2026年上半期報」(2026年7月8日)
頭では分かる。でも、いざ求人票やチラシを書くと、たいていの社長は「みんな」に向けて書いてしまいます。僕も含めて。
理由は単純で、1人に絞ると、残りの全員を捨てる気がするから。今回は、その怖さの正体の話です。
- 100年以上前のポスターが、指を差して「あなた」と言った理由
- ざわざわした店でも、自分の名前だけは聞こえる心の働き
- 誰にでも当てはまる求人票が、誰にも読まれない仕組み
- 明日、来てほしい1人を決めるための質問
指を差したポスター|400万枚が「あなた」に向けて刷られた
第一次世界大戦のさなか、1917年から1918年にかけて、アメリカ政府は1枚のポスターを400万枚近く刷りました。
白いひげのおじさん(アンクル・サム:アメリカという国を人の姿にしたキャラクター)が、こちらをまっすぐ見て指を差している。書いてあるのは「アメリカ陸軍は、あなたが欲しい。」
出どころ:アメリカ議会図書館の展示解説
「国民の皆さん、兵士を募集しています」とは書いていない。ポスターの前を通る何百万人に向けて刷ったのに、言葉は1人に向けています。
たくさんの人に届けたいときほど、言葉は1人に向ける。数を集める広告の、いちばん古い型のひとつ。
自分の名前だけは聞こえる|「みんな」は、誰の耳にも入らない
居酒屋の座敷を思い出してみてください。あちこちで話し声がして、隣の席の会話なんてほとんど聞こえない。
なのに、離れた席で誰かが自分の名前を言うと、なぜかそこだけ耳に飛び込んでくる。カクテルパーティー効果(騒がしい場所でも、自分に関係のある言葉だけは拾ってしまう心の働き)と呼ばれるものです。
逆に、店員さんが「お客様の中で」と呼びかけても、ほとんどの人は顔を上げません。自分のことだと思わないから。
「みんな」は、聞いている全員にとって「自分以外の誰か」を指しています。

誰にでも当てはまる求人票|読んだ人が、自分のことだと思えない
求人票でおなじみの言葉といえば、「未経験者歓迎」「幅広い年代が活躍中」「やる気のある方を募集」あたりです。
書いた社長の気持ちは、よく分かります。応募のハードルを下げたい。誰でもいいから、まず来てほしい。
ただ、読む側から見ると、どこの会社の求人票にも同じことが書いてある。未経験で、年代はバラバラで、やる気がある人。つまり、誰のことでもない。
たとえば「小学生の子どもの迎えがあるので、17時には上がりたい人へ」と書いてあったら、どうでしょうか?当てはまらない人は読み飛ばします。でも、当てはまる人は、居酒屋で名前を呼ばれたときのように顔を上げる。
絞ると応募が減る気がするのは、読み飛ばす人の数ばかりが目に入るからだと思います。もともと読み飛ばしていた人が、読み飛ばしたことに気づくようになっただけ。
海外で聞いた話で、こういうのがあります。
双子の子羊のうち、母親に見放されたほうを人の手で育てて、ラミーと名前を付けた。ほかの羊はふつうに連れていけるのに、ラミーだけはどうしても連れていけなくなったそうです。
名前が付いた瞬間に、関係が生まれてしまったということ。求人票も同じで、「みなさん」と書いているうちは、こちらも相手を数でしか見ていないんですよね。
この続きは、本体のサイトにまとめています
見本サイトは、イメージをお伝えするために作ったものです。作り込みは6割ほどで止めています。とくにスマホで見たときに、細かいところまで直しきれていない場合があります。ご了承のうえ、ご覧ください。
1人に絞ると、何が起きるか|合う人が来て、合わない人が来ない
1人に向けて書くと、言葉が具体的になります。何時に帰れるのか、最初の1週間に何をするのか、誰の横で仕事を覚えるのかが、そのまま文字になる。求職者が知りたいのは、そこです。
具体的な言葉は、合わない人をやさしく帰してくれます。入ってから「思っていたのとちがう」と辞めていく人が減るのは、この部分。
求人票を条件の一覧表から、来てほしい1人に宛てた手紙に書き直す。僕が求人の仕事で引き受けるのは、その順番づくりです。詳しくは求人・採用の仕組みづくりのページにまとめています。
明日できること|いちばん長く続いている人に、1つだけ聞く
いま働いている人の中で、いちばん長く続いていて、できればもう1人欲しいと思う人を1人選んでください。
田川の運送会社なら、いちばん長く乗っているドライバーさんが、その1人にあたります。
その人に「うちに来る前、仕事のことで何に困ってた?」と聞いて、答えを1行だけメモする。やることは、これだけです。
そのメモの1行が、次の求人票の書き出しになります。
全員に好かれる求人票は、全員に素通りされる求人票。
1人の名前を呼ぶように書く。怖いのは最初の1回だけで、そこから先は、呼ばれた人のほうから来てくれると思っています。
みんなに向けた言葉は、誰にも刺さりません。これが、僕の仕事の全部の出発点です。トップページにも同じことを書いています。
求人票でも、ホームページでも、1枚のLPでも、最初にやるのはたった一人を決めることです。決めた瞬間に書けることが減って、そのぶん言葉が尖る。減らすのが怖い人ほど、全員に向けて書いて、誰にも届かなくなります。
一人に決めたあと何をするのかはDRM式ストーリー型ホームページに、その考え方の名前と中身は読んでほしいマーケティングの基礎に書いています。
応募が来ないとき、たいていの原因は求人票より前の段階にあります。どこで止まっているかは、中にいる人ほど見えない。
会社の何を、どの順番で直すのかは求人・採用の仕組みづくりにまとめています。
いきなり頼む必要はありません。今の求人票を一緒に読むところからで構いません。
応募が来ない原因を一緒に探すところからでしたら、初回ミーティング(9,800円・税込み)で受けています。
つづきは、こちらから
- ネクストワンどっとコム(本体のサイト)福岡・筑豊(飯塚・田川・直方・嘉麻)の中小企業と一人親方へ。ホームページ、求人サイト、LP、MEO、AI導入、月ごとの相談まで、ひとりで受け付けます。
- あわせて読む 「アットホームな職場」が何も言っていない理由抽象語を、先週あった場面に書き換える。
- 料金と、その決め方いくらで、何をするのかを、全部書いてあります。入口の初回ミーティングは9,800円(税込み)。メールでのご質問は無料です。
- SEO対策とブログの立ち上げ地域名と職業名を決めて、記事を1本ずつ積む。いま読んでいるこのブログと同じ作り方です。
このブログ自体が、ネクストワンどっとコムのSEO記事構築の見本です。地域名と職業名から書くことを決めて、1本ずつ積み上げて、予約で出していく。同じやり方を、御社のサイトでもやります。
お読みいただきまして、ありがとうございました。健康第一、笑顔で頑張っていきましょう。
それではお仕事行ってらっしゃい!
原 亮介(はら りょうすけ)。福岡県嘉麻市の一人親方です。株式会社ネクストワンどっとコムの代表をやっています。
2008年から、自分のサイトだけで食べてきました。2014年に独立、2015年に法人化。それからもクライアントは1社も取らずに11年。
営業も、書くのも、作るのも、直すのも、全部僕ひとり。社員はいません。だから受けられる数は少ないかわりに、途中で担当が変わることもない。
ここに書いているのは、その11年で自分の商売に使ってきたやり方です。DRM(見た人から問い合わせや応募という反応が返ってくるように設計する売り方)を、筑豊の社長に向けて外に出しています。

