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AI導入で失敗する会社に共通する3つ|筑豊の零細企業が最初に手を付ける場所

AI導入で失敗する会社に共通する3つ|筑豊の零細企業が最初に手を付ける場所

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お仕事お疲れ様です!いつもお読みいただきましてありがとうございます。嘉麻市のホームページ制作会社『ネクストワンどっとコム』の原です。

夕方6時で、もう暗いですね。筑豊経済新聞に福智町の「トントンファームガーデン」の記事が出ていました。福智町にできた小さな直売所で、野菜と生花と駄菓子を並べているそうです。

駄菓子まで置いてあるのがいいですね。直売所は、値段より先に作った人の名前が書いてあるのが面白いところです。筑豊はあちこちに直売所があって、同じ大根でも名前が入っているだけで扱いが変わる気がします。小さい棚ほど、置くものの好みがはっきり出ますね。

それでは、本文をどうぞ。

このブログについて

このブログは、ネクストワンどっとコムのサービスのひとつ、SEO記事構築のサンプルサイトです。記事はぜんぶ、本体のホームページのサービスへつながるように組んであります。いかにもAIが書いたという文章にはせず、その会社ごとに合わせて作ります。くわしくはこちらをどうぞ。

去年、勧められて契約したまま、誰も開いていない。

総務省が2025年7月に出した令和7年版の情報通信白書に、生成AIを積極的に使う方針や、範囲を決めて使う方針を定めている企業の割合が載っています。日本は49.7パーセント。アメリカは84.8パーセント、中国は92.8パーセント。

同じ調査で、日本の中を大企業と中小企業に分けると、方針を決めている割合は大企業が約56パーセント、中小企業は約34パーセント。個人で生成AIを使ったことがある人の割合は、日本が26.7パーセントで、アメリカの68.8パーセントとは倍以上の開きがあります。

数字だけ見ると、日本の中小企業は遅れているという話になる。ただ、遅れているというより、入れ方の順番で転んでいる会社のほうが多いのではないかと思います。

一度入れてみたけど使っていない社長。まだ手を出していない社長。今日はどちらにも当てはまる話です。

僕が最初にパソコンを買ったのは、工場に勤めながら服を売って作った金でした。中古です。あのときも、道具を買った瞬間は何かが始まった気がしたけど、実際に売れるようになったのはずっと後。道具ではなく、やることが決まってからでした。

AIも同じ順番だと思っています。何に使うかが先で、道具は後。だからこの記事では、まず失敗の形から見ていきます。

★ポイント
  • AIが怪しく見えるのは、売り方が先に走ったから
  • 失敗する会社は、道具から入って業務から入っていない
  • 最初に探すのは、社長が毎日やっている同じ作業
  • 使いこなせないのではなく、指示の出し方を教わっていない
  • 外に頼むか社内でやるかの、分かれ目

AIが怪しく見える理由|売り方のほうが先に走った

この章のポイント
  • 怪しいと感じるのは、社長の勘が正しく働いている
  • 売り物としてのAIと、道具としてのAIは別物
  • 言葉が分からないまま契約させられる構造

AIと聞いて身構える社長は多いと思います。そして、その感覚はだいたい正しい。

新しいものが出たときに、最初に動くのは使う人ではなく売る人。バブルのころの投資話も、健康食品も、順番は同じでした。中身が知られていない時期がいちばん売りやすいから。

この章では、怪しいと感じた部分が何だったのかを言葉にしておきます。そこが分かると、道具としてのAIと切り分けられます。

怪しいと感じたのは、勘が働いている

AI導入という言葉で売られているものの中身は、実はバラバラです。

月額でチャットが使えるようにするだけのもの。既存のソフトにAIという名前を足しただけのもの。本当に業務の中身を作り替えるもの。全部同じ名前で売られています。

中身が違うのに名前が同じ。だから、いくらが妥当かの判断ができません。

判断できないものを勧められたときに、人が身構えるのは自然なこと。社長の勘が鈍っているのではなくて、材料が足りないだけ。

だから最初にやることは、AIを勉強することではありません。何を頼んでいるのかを、日本語で言えるようにすること。

売り物としてのAIと、道具としてのAI

この2つを分けて考えると、話が整理されます。

売り物としてのAIは、導入することが目的になっています。入れた時点で相手の仕事は終わり。

道具としてのAIは、毎日の作業が1つ減ることが目的。入れてからが始まり。

導入を売る相手と、作業を減らす相手は、別の人間だと思っておくこと。

見分け方は簡単で、うちの何の作業が減りますかと聞いてみること。具体的な作業名が返ってくるか、機能の説明が返ってくるかで分かります。

言葉が分からないまま契約させられる

説明の中に、聞いたことのないカタカナが並ぶことがあります。

そういうときは、恥ずかしがらずに、それは日本語で言うと何ですかと聞いてください。

ちゃんと分かっている人ほど、易しい言葉に言い換えられます。専門の言葉を並べないと説明できないうちは、まだ自分のものになっていない、ということなんですよね。

言い換えられない相手は、自分も分かっていません。

分からないまま契約した月額は、たいてい1年後も払い続けています。そして誰も開いていない。

失敗する会社に共通する3つ|道具から入ると止まる

この章のポイント
  • 入れてから使い道を探している
  • 全社で一斉に始めようとしている
  • 出てきた答えを、誰も確かめていない

うまくいかない形を並べてみると、だいたい3つくらいに絞られます。

面白いのは、どれも真面目にやった結果だということ。手を抜いた会社ではなく、ちゃんとやろうとした会社ほど同じところで転びがちです。

この章では、その3つを順番に見ていきます。自分の会社がどれに近いかを見ながら読んでみてください。

1つ目|入れてから使い道を探している

まず、これです。

契約して、アカウントを配って、さあ使ってくださいと言う。ここで止まります。

道具を先に買うと、使い道を探す仕事が現場に降ってきます。ただでさえ手が足りない現場に、新しい宿題が増えるということ。

使い道が決まっていない道具は、必ず使われなくなります。

工具箱の中で一度も使っていない工具を思い浮かべてもらえば早い。買ったときは何かに使えると思っていたはず。

順番を逆にするだけで、この失敗は消えます。減らしたい作業を1つ決めてから、それに合う道具を選ぶ。

2つ目|全社で一斉に始めようとしている

全員に配ると、全員が様子を見ます。

誰も先に失敗したくないし、変なものを出して笑われたくない。人数が多いほど、最初の1人になりたくない気持ちが強くなります。

始めるのは1人でいい。しかも、いちばん困っている人から。

見積書の作成に毎回2時間かかっている人、同じような文章を毎週書いている人。困っている人ほど、道具の価値がすぐ分かります。

その1人が楽になったところを他の人が見ると、勝手に広がります。研修をやるより早い。

3つ目|出てきた答えを誰も確かめていない

これは失敗というより、事故になる形。

AIは、分からないことを分からないと言わずに、それらしい答えを返してきます。しかも自信のある口ぶりで。

人には、機械が出した答えを人間の答えより信じてしまう性質があります。心理学で自動化バイアスと呼ばれているもの。カーナビの案内どおりに走って、道が無いところまで行ってしまう話と同じ構造。

日付、金額、法律、人の名前。この4つは必ず人が確かめること。

逆に言えば、この4つが入らない作業から始めれば、事故は起きません。文章の下書き、要約、言い換え、たたき台づくり。このあたりが最初の一歩に向いています。

最初にやること|筑豊の零細企業は、社長の1日から探す

この章のポイント
  • 減らす作業は、社長自身の手元にある
  • 向いている作業と、向いていない作業
  • 最初の1ヶ月でどこまでやるか

ここから実際の手順。難しい話は出てきません。

探す場所は、展示会でもセミナーでもなく、社長自身の昨日の1日の中。毎日やっているのに、誰にも頼めていない作業がいくつかあるはずです。

そこが最初の一歩になります。この章では、その見つけ方を書きます。

毎日やっている同じ作業を3つ書き出す

紙とペンを用意して、昨日やったことを朝から書き出してみてください。

その中から、毎回だいたい同じ手順でやっているものに丸を付ける。

見積書の文言、お客さんへの返信、職人への指示のメモ、月末の報告、求人票の文面。だいたいこのあたりに丸が付きます。

丸が付いた作業こそ、いちばん先に渡すべきもの。毎日あるから効果が積み上がります。

逆に、年に1回しかない仕事を自動化しても、覚える手間のほうが大きくなります。

向いている作業と、向いていない作業

★向き不向き
  • 向いている 下書きを作る、言い換える、短くする、長くする
  • 向いている 長い文章から要点だけ抜く、表に並べ直す
  • 向いている 考えの整理相手になってもらう、質問を出してもらう
  • 向いていない 最新の事実を調べる、金額や日付を確定させる
  • 向いていない 人の評価を決める、お客さんへの謝罪文をそのまま送る

境目は、間違っていたときに誰が困るか。

下書きが変なら自分が直せばいいだけ。でも金額が違ったまま出れば、取引先が困ります。

謝罪文をそのまま送るのが向いていないのは、精度の問題ではなくて、そこが人の仕事だから。心を込める場所まで渡してしまうと、何のための商売か分からなくなります。

最初の1ヶ月でどこまでやるか

1ヶ月の目標は、1つの作業が短くなること。それだけで十分。

全社の業務改革みたいな絵を描くと、たいてい2週間で止まります。

30分かかっていた作業が10分になった。この1つが、次の10個を連れてきます。

大事なのは、短くなった分を測っておくこと。前は何分かかっていたかをメモしておかないと、効果が感覚の話になって、続きません。

この測り方は、ホームページの直し方と同じ。ホームページを作ったのに効果がないと感じたときの見直し方でも同じことを書いています。測っていないものは直せません。

AI導入で失敗する会社に共通する3つの文中写真

使いこなせないと言う前に|指示の出し方が9割

この章のポイント
  • 新人に仕事を頼むときと、やることが同じ
  • 渡す材料が足りないから、答えがぼやける
  • 1回で終わらせようとしない

使ってみたけど、当たり障りのない答えしか返ってこなかった。そう感じた人も多いと思います。

ただ、その多くは道具の性能の話ではありません。指示が短すぎるだけ。

新しく入った人に、いい感じにやっといてと言って、いい感じのものが出てくると思う社長はいないはず。この章は、その渡し方の話です。

新人に頼むときと同じことをやる

新人に仕事を頼むとき、社長は自然と次のことを伝えているはずです。

渡す相手。何のために使うのかという目的。だいたいの長さ。前に似たものがあればその現物。やってはいけないこと。

この5つを渡せば、返ってくるものが変わります。特に前に作った現物を見せるのが効きます。

去年の文面をそのまま貼り付けて、これと同じ調子で、と頼むのがいちばん早い。

逆に、ゼロから考えさせると、どこの会社でも使えるような文章が出てきます。それは道具のせいではなく、材料を渡していないから。

1回で終わらせようとしない

1回目で完成品が出てくると思わないこと。

出てきたものに、ここは硬い、ここは要らない、この部分をもっと具体的に、と言って戻す。これを2、3回やると、だいたい形になります。

やり取りの回数が、そのまま出来上がりの質になります。

職人の世界でも、一発で決まる仕事のほうが珍しい。当てて、削って、また当てる。同じことをしているだけ。

1回で駄目だったから使えない、と判断するのは、1回目の見習いを見て辞めさせるようなものだと思います。

社内の言葉を覚えさせる

もう一段上げる方法が、会社の言葉を渡すこと。

自社で使っている呼び方、よく出る商品名、取引先ごとの言い回し。こういうものを最初にまとめて渡しておくと、返ってくる文章が急に自社のものになります。

やっていることは、新人に社内用語の一覧を渡すのと同じ。

この一覧は、人を採ったときにもそのまま使えます。二度おいしい作業。

人が採れないという話も、根は同じところにあります。ハローワークに求人を出しても応募が来ないときの直す順番のほうも合わせて読んでみてください。

明日何をすべきか分からないなら、それは戦略を持っていないということ。DRMの世界で言われる、わりときつい一言です。

AIを入れたのに何も変わらない会社は、たいていここでつまずきがちです。道具は増えたのに、明日やることが1つも変わっていない。

嘉麻の製造業でも、飯塚の飲食店でも、先に決めるのは「やめる仕事」のほうなんですよね。

外に頼むか、社内でやるか|分かれ目はどこか

この章のポイント
  • 自分でやれる範囲は、思っているより広い
  • 頼むなら、作業ではなく順番を頼む
  • 入れたあとに残るものを先に決めておく

最後に、外に頼むかどうかの話。

結論から書くと、最初の1つ目は社内でやったほうがいい。効果が分かっていない段階で人に払うと、続けるかどうかの判断ができなくなるから。

そのうえで、頼んだほうがいい場面もあります。この章で線を引きます。

自分でやれる範囲は広い

文章の下書き、要約、言い換え、たたき台づくり。ここまでは、月に数千円の範囲で始められます。

覚えることも、指示の出し方だけ。ソフトを新しく入れる必要もありません。

まず社長が1ヶ月使ってみること。判断はそれからで遅くありません。

使ってみた社長は、営業されたときに中身が分かります。これが結果的にいちばん安い勉強代になる。

頼むなら、作業ではなく順番を頼む

外に頼むときも、丸ごと任せないほうがいい。

頼むのは、どの作業から手を付けるかの順番と、最初の型を作るところまで。

その先の運用まで全部預けると、やめた瞬間に元に戻ります。

残るものが社内に無い契約は、払い続けるための契約になります。

これはホームページのときも、地図の対策のときも、まったく同じ話。名義と中身は自分の側に置いておくこと。

入れたあとに残るものを決めておく

契約を結ぶ前に、終わったときに何が残るかを聞いておくこと。

先に聞くのは、指示の型が残るのかどうか、手順書が残るのかどうか、社内の誰かが使えるようになるのかどうかの3つです。

何も残らないなら、それは道具を借りているだけで、導入ではありません。

借りること自体が悪いわけではないんですが、そのつもりで契約するのと、導入だと思って契約するのとでは、後の納得感がまるで違います。

もう1つ、契約のときに見落とされやすいのが、社内の情報をどこまで渡すかという線引き。

お客さんの名前、見積の金額、図面、職人の個人情報。このあたりを外の道具に入れてよいかどうかは、先に社内で決めておくこと。あとから決めようとすると、もう入れてしまった後になります。

難しいルールを作る必要はありません。取引先の名前と金額は入れない。この1行だけでも貼っておけば、事故はかなり減ります。

まとめ:AI導入で失敗しないために

失敗する会社は、真面目にやっていないのではなくて、順番を逆にしているだけ。道具から入って使い道を探すと、現場に宿題が増えて止まります。減らしたい作業を1つ決めて、いちばん困っている人が1人で始める。これだけで、結果はまるで変わってきます。

中古のパソコンを買った日、僕は何かが始まった気になっていました。実際に変わったのは、売るものと売る相手を決めた日。道具は、決めたあとで初めて働いてくれます。新しいものが出るたびに同じ間違いをやるのが人間なので、これは笑い話ではなくて、毎回気を付けるしかないところ。

まずは紙を1枚出して、昨日やった同じ作業を3つ書き出してみてください。そこが入口になります。

書き出した3つのうち、どれを先に渡すか。小さい会社の順番の決め方はAI導入の手伝いに書いています。

★この記事のまとめ
  • AI導入という言葉の中身がバラバラだから、判断ができない
  • うちの何の作業が減りますかと聞けば、相手の中身が分かる
  • 道具から入ると、使い道を探す宿題が現場に降りてくる
  • 全員に配ると全員が様子見になるので、1人から始める
  • 日付、金額、法律、人の名前は必ず人が確かめる
  • 減らす作業は、社長の昨日の1日の中にある
  • 指示は新人に頼むときと同じで、材料を5つ渡す
  • 1回で終わらせず、2、3回やり取りして仕上げる
  • 最初の1つ目は社内でやって、効果を測っておく
  • 頼むときは、終わったあとに何が残るかを先に決める
道具の前に、決めることがある

AIで失敗する会社は、だいたい道具から入っています。ところがAIは、誰に向けて書くのかを決めてはくれません。たった一人を決めるのは、いまも社長の仕事です。

僕がAIを使うのは、その一人に向けて書く作業を速くするためです。調べて手を動かす時間は削れますが、考える時間は削れない。だから最初に決めるのは、どの仕事をやめるかのほうになります。

小さい会社が最初に手を付ける場所はAI導入の手伝いに、削った分をどこに回しているのかは料金と、その決め方に書いています。

★道具を増やす前に

AIで失敗する会社は、だいたい道具から入っています。先に決めるのは、どの仕事をやめるか。

小さい会社が最初に手を付ける場所はAI導入の手伝いにまとめています。

契約したまま誰も開いていないものがあるなら、それを止める話からでも構いません。

どの仕事をやめるかを決めるところからでしたら、初回ミーティング(9,800円・税込み)で受けています。

この記事で使った数字の出どころ。企業の生成AIの活用方針と、個人の利用経験率は総務省「令和7年版 情報通信白書 企業におけるAI利用の現状」から引いています。

お読みいただきまして、ありがとうございました。健康第一、笑顔で頑張っていきましょう。

それではお仕事行ってらっしゃい!

★この記事を書いた人

原 亮介(はら りょうすけ)。福岡県嘉麻市の一人親方です。株式会社ネクストワンどっとコムの代表をやっています。

2008年から、自分のサイトだけで食べてきました。2014年に独立、2015年に法人化。それからもクライアントは1社も取らずに11年。

営業も、書くのも、作るのも、直すのも、全部僕ひとり。社員はいません。だから受けられる数は少ないかわりに、途中で担当が変わることもない。

ここに書いているのは、その11年で自分の商売に使ってきたやり方です。DRM(見た人から問い合わせや応募という反応が返ってくるように設計する売り方)を、筑豊の社長に向けて外に出しています。

ネクストワンどっとコムのこと

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